社内公募を挑戦される方において、最初の関門は書類選考になります。
就活も同様ですが、何か特別な事情がない限りは、書類選考を経て面接という流れになりますよね。
私は社内公募を経て、異動をしましたが異動して思う感想も踏まえて、書類選考の体験を解説していきたいと思います。
<プロフィール>
・30代メーカー技術系会社員
・高専本科、編入を経て東京の国立理系単科大学院を卒業
・新卒入社した会社で社内公募にて部署異動、職種を変更
・既婚(共働き)
・趣味はガーデニング
結論:志望動機では盛ったり、嘘を書いたりしてはいけない
私は社内公募について嘘は書かず、率直な考えを書くことを意識していました。
社内公募を受かるというよりは、いい仕事に巡り会うことを重視して社内公募に臨んでいました。
これは何より、偽って合格してもその後の仕事で行き詰まる可能性があるからです。
ですので、実直にキャリアを変えたい理由を伝えていく文面がいいのではないかと思います。
実際の文面は出すことができませんが、構成を下記に記載いたします。
漠然と書き方に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
社内公募の志望動機の構成(私の場合)
なぜ、志望したか1文に要約して記載します。最悪ここだけでも伝わればいい!ぐらいの感覚でしっかりと練り上げた文章を記載したいところ。
次に自分のこれまで歩んできたキャリア、経験を記載、志望している職種との繋がりを示していきます。
どうして応募に至ったのか、自分のキャリアのどの辺がその後のキャリアに生かされるか、しっかりとアピールすることを意識して書いていきました。
次になぜ公募に応募する必要があったか、正直な気持ちを書きました。例えば自分の部署にはそう言いた職種がない等ですね。少しネガティブな部分になりますが、ここをしっかり記載しておくことでミスマッチ等も防げると共に、面接等でも納得感がある形で進んでいくので正直に書いて良かったなと思いました。
冒頭の結論に、Step2,3で述べた部分を肉付けして再度志望動機を記載して、締めます。
最初の結論の文章と相違がないことと、しっかりと肉付けをして納得するような文面を心がけました。
この結論もなるべく率直な気持ちを書きましたが、面接の際しっかりと気持ちが乗って喋れるので良かったなと思います。必ず面接では志望動機は聞かれると思うので、その辺りも意識して書類を作成されるといいと思います。
このように志望した動機に対して、自分のキャリアと経験という客観的な根拠と、公募を応募しなくてはならなくなった主観的な根拠を述べたのちに最終的な結論にまとめる形での構成にしました。
このように志望動機においてしっかりと自分の考える根拠を盛り込んだ内容にして提出しました。
落ちても後々考えると、それで良かったと思うことも
正直その時は、初めての受験と今の職場から逃げ出したい気持ちが前面に出ていて、かなり専門からかけ離れた仕事に応募して、不合格となりました。
でも、今考えるともし合格していたらそれ以上にしんどかったかもしれません。大きく、専門性が変わることから、慣れるのにも時間がかかったと思いますし、その後のキャリアの展開も難しくなったかもしれません。
ですので、偽って合格するくらいなら、正直な話をしてそれで落ちる場合は落ちた方のがいいと考えました。
人によって、状況が様々だとは思いますが、社内公募という時点で現状仕事はあるということ。
当面の生活に困らないのであれば、自分に最も適した仕事に巡り会うという考え方を大事にしておりました。
ですので、志望動機はなるべく率直な気持ちを書くのが大切なのかなと思います。
社内公募を検討している方の参考になれば嬉しいです!
最後までご覧くださりありがとうございました!
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