社内公募の面接対策、この本質はなるべくしっかりとした準備をすることだと思います。
準備も色々とありますが、私は質疑応答集を作り込みそれを暗記するという方法を実施していました。
これにより、実際に面接を突破しキャリアを変えることが出来ました。
今回、その面接の準備について解説していきます!
<プロフィール>
・30代メーカー技術系会社員
・高専本科、編入を経て東京の国立理系単科大学院を卒業
・新卒入社した会社で社内公募にて部署異動、職種を変更
・既婚(共働き)
・趣味はガーデニング
私の社内公募の体験談
面接前の準備
早速ですが、私の面接前の体験談を解説していきます!
書類選考にあたり、応募書類を提出します。
私は、ここから結果の連絡まで3週間程度かかりました。
合格の連絡前ですが、応募前から作成していた質疑応答集をベースに、質問内容を拡充、ブラッシュアップしていました。
この質疑応答集は、面接を想定して質問を考えて、その質問に対して自分なりにベストな答えを考えて書き出していきます。
目安は100問!これだけ作れば概ねの面接の質問には対応できると思いますし、実際に自分も問題なく、質疑には対応できました。
質疑応答集の作り方は以下の記事!
嬉しい!頑張るぞ!と言う気持ちと共に、スケジュールを調整し面接の日程を確定します。
実際に、家族に質問を読み上げてもらい、本番さながらに回答をしていきました。
これが意外と言えないです・・・
慣れるまで2〜3時間ぐらいの面接練習を3、4回繰り返してようやく、まともな回答になる感じで最初は、スムーズな回答ができずにびっくりしました。
その週の面接練習でできなかったことなども踏まえて、翌週の平日に質疑応答集の内容を精査、暗記して再度面接練習を繰り返していました。
なんだかんだ1ヶ月くらいは面接練習をして満足いく仕上がりになりました。
そのため、書類選考を応募した段階、合否の連絡の前から質疑応答対策は実施していました。
面接当日の流れ
私の社内公募は面接は1回。今後の上司になる方とさらにその上層部の方との複数人との面接でした。
勤務地が異なることから、オンラインでの面接、1時間程度の時間でした。
流れとしては以下のような流れで面接は進行していきました。
面接開始して、挨拶を済ましたのち、まずは自己紹介となぜ応募したかを全て一括で質問され、回答しました。
特に自己紹介では仕事に絡めて以下のような項目を手短に話しました。
- それまでのキャリア
- 現在の仕事内容
- 今後のキャリア
そのため、ある程度キャリアと応募動機を整理しておきその場で手短に構成して話をしていくことが大切だと思いました。
このパートは、その後の受け答えも含めて10分程度だったと記憶しています。
次は、面接官の自己紹介と部署の紹介について説明がありました。
面接官の自己紹介は、これまでキャリアがメインで簡単に現在の仕事の話をされていました。
この自己紹介の中でも、度々質問等を挟みなながら進んでいきます。
この時に、自分のキャリアチェンジと、面接官のキャリアを照らし合わせながら後押ししてくれたりもして、嬉しかったことを覚えています。
また、異動先の部署の紹介も併せて実施してくれました。
その部署の雰囲気や事業環境、強みなどを教えてくれて非常に前向きな気持ちになりました。
「ここで働きたい!」と思った時間でした。20分程度。
最後に質疑応答の時間があります。
ここはざっくばらんに対話をベースに進めていきます。
私は、部署紹介で気になったことをメモに書き留めておき、会話の中で質問のタイミングがあった際に質問していました。
ここの段階で、「いい人たちが多いな〜、この職場ならなんとか働けそうな気がする」と思った記憶があります。
こちらは20分程度。
質疑応答も一区切りしたところで、クロージングとなりました。
結果は別途ご連絡しますというお決まりのセリフで終了となります。
正直これで、移動が成立するのかなという意外さと終わったことの安堵が正直な気持ちでした。
こちらは5分程度で、全体で60分程度の面接となりました。
1ヶ月程度経過後、合格の連絡を受領!
遅くなってダメかと思いましたが、嬉しかったです
社内公募を終えてみて感じること
準備が非常に大切
社内公募対策、特に面接はしっかりとした準備が非常に大切ということです。
落ちても職は無くならないこと、社内であること、現在の仕事の片手間にやることなどからどうしても、準備が手薄になってしまうなと思いました。
だからこそ、しっかりとした問答集を作成して準備していくと、他の応募者との差別化になると感じました。
また、この準備により非常にメンタルも安定してきて、面接でも落ち着いてしゃべれることが非常に良かったです。
社内公募の面接官は人事ではなく現場の管理者
面接の流れを見ていただくとわかりますが、社内公募は人事ではなく現場の管理監督者や上司になる方が面接官を務めていました。
こう言った対話形式のため予期せぬ形での質問等もあり、落ち着いてその場に応じた自分の意見を表明していく必要があります。だからこそ、きちっとした面接の準備を行っていくことが大切なのかなと感じました。
ぜひ、このサイトで紹介している質疑応答集を参考にじっくりと準備をしていただき、落ち着いて面接に臨まれると良いと思います!
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