社内公募って実際どうなの?実際に体験した流れを解説

自分のキャリアってこのままでいいのかなぁ
でも、実際ちょっと手を挙げるのは抵抗あるな…

こういった悩みって、会社員の方なら一度なら感じたこと、ありますよね。
今回は実際に社内公募を使って、異動した私が異動達成までのを具体的な流れを解説していきます。

この記事を書いた人

プロフィール>

・30代メーカー技術系会社員

・高専本科、編入を経て東京の国立理系単科大学院を卒業

・新卒入社した会社で社内公募にて部署異動、職種を変更

・既婚(共働き)

・趣味はガーデニング

目次

社内公募の問題は周りに相談しにくいこと

落ちたら、気まずい思いをするし、水面下でやりたいけど情報が少ない…

誰かの具体的な体験があると嬉しいよね!

実際に私の例を踏まえて、みていきましょう!

社内公募ってどんな制度?

異動を希望する部署に対して、自ら手をあげて応募し、異動先の上長と面談、合格できたら異動できる制度です。

一般的に会社で要員を補充する場合は以下のような選択があると思います。

この中で、社内公募は社内での人材の調達の一種と言えますね。

  • 新卒採用の新入社員配属(社外調達)
  • 外部からの中途採用者を配属(社外調達)
  • 人事主導による異動を実施する(社内調達)
  • 社内公募を実施する(社内調達)

中途採用を募集する場合は、タイムリーに欲しい能力を持った人材を獲得することができる一方、内定辞退や入社後の研修など実際に戦力化までにハードルが高いですよね。

一方で人事主導による異動は定期的な人事異動が多く、タイムリーな異動は難しいです。

それぞれが抱える問題点などを解決する手段の一つとして、社内公募はタイムリーに社内から、欲しい能力を持った人材を獲得できるという点で非常にメリットがあると言えますね!

中途採用の社内バージョンみたいな感じだね!

社内公募の流れ

会社によってさまざまだとは思いますが以下のような流れで進むことが多いのではないでしょうか。

採用側と応募側で分けて見てみましょう!

社内公募が成立するまでの流れ

採用者側
人員不足が発生

退職者の発生や事業拡大、新規PJの発足など

採用者側
複数の採用方法から社内公募を決定

新入社員配属もしくは人事異動を待つ。

中途採用もしくは社内公募をかける。など

採用者側
書類選考

社内の複数の応募から、スクリーニングを実施

採用者側
面談

実際に面談を実施する

採用者側
合格決定

面談者の中から、合格を決定し通知。

採用者側
人事異動発令、受け入れ準備

正式に人事部から移動発令。受け入れに向けた事務的な準備。

採用者側
就労スタート
応募者側
異動目的の発生

キャリアプランや現職の不満、家庭の事情など

応募者側
複数の異動方法から社内公募を決定

他社へ転職のために転職活動を展開する

上司の面談や社内公募を利用して異動を主張。など

応募者側
応募先選定

複数の募集部署から応募先を選定、応募書類提出

応募者側
面談

実際に面談を実施する

応募者側
合格決定

合格通知受領、上司に報告、各種調整スタート

応募者側
人事異動受領

正式に人事部から移動発令。引継ぎを進める。移動先での、引っ越しなども合わせて進める。

応募者側
就労スタート

社内公募が成立するまでの流れ

採用者側
人員不足が発生

退職者の発生や事業拡大、新規PJの発足など

採用者側
複数の採用方法から社内公募を決定

新入社員配属もしくは人事異動を待つ。

中途採用もしくは社内公募をかける。など

採用者側
書類選考

社内の複数の応募から、スクリーニングを実施

採用者側
面談

実際に面談を実施する

採用者側
合格決定

面談者の中から、合格を決定し通知。

採用者側
人事異動発令、受け入れ準備

正式に人事部から移動発令。受け入れに向けた事務的な準備。

採用者側
就労スタート
応募者側
異動目的の発生

キャリアプランや現職の不満、家庭の事情など

応募者側
複数の異動方法から社内公募を決定

他社へ転職のために転職活動を展開する

上司の面談や社内公募を利用して異動を主張。など

応募者側
応募先選定

複数の募集部署から応募先を選定、応募書類提出

応募者側
面談

実際に面談を実施する

応募者側
合格決定

合格通知受領、上司に報告、各種調整スタート

応募者側
人事異動受領

正式に人事部から移動発令。引継ぎを進める。移動先での、引っ越しなども合わせて進める。

応募者側
就労スタート

皆さんはどんな感想を持ちますか?

意外と就活みたいだなー

人事異動発令があるのは知らなかった!

そうなんです、社内で就活をしながら、決まったら実際に人事異動が発令されます。

社内公募とはいえ、人事異動ですから当たり前ですが、意外と頭にないことがあると思います。

就活と違って、内定が出たら自動的に異動が発令されることは必ず頭に入れておきましょう!(辞退不可!

まずは、自分のキャリアについて考えてみよう!

社内公募の流れを見てわかることは、タイムリーな人材需要にマッチするかを判断する必要があることですよね。

自分がこの先どのようなキャリアについて考え、どのような人生を歩んでいきたいかは常に考えておく必要があります。

これをしておくと、実際に社内公募の募集が出たときに、どこを応募するかの足掛かりになりますし、志望動機も描きやすいです。

社内公募を受ける前に考えておきたいリスト

  • 働き方において重きを置く価値観は? 勤務地、やりがい、職種、テレワーク、残業などなど
  • どのような職種につきたいか? このまま今の職種を極めるか全く違う職種に行くかなど
  • 社内公募を受ける理由は何か? 逃げなのか、前向きな目的かなどなど
  • 将来どういった製品や分野に関わっていきたいか? 今流行りのSDGsか、半導体分野かなどなど

受ける理由については、逃げの理由の方も多いと思います。今の上司とウマが合わないや、雰囲気が苦手など。

そういった方も、ぜひ今の部署のどんなところが嫌で、公募先で異動した場合でその悩みが解決できそうかは考えておくといいですね。

次の部署でも同じようなことがないとも限りませんが、無理して人間関係を続けることで体調を崩すこともありません。

人事や社外に相談するなどの手段も視野に入れながら総合的に判断していきましょう。

まとめ

今回は実際に社内公募の流れを説明させていただきました。

社内公募は落ちたら会社での居心地が悪くなるため、水面下でやることが多く実際の流れやポイントはなかなか見えないのがネックです。

実際の流れを見ていくと、社内公募は合格すると人事異動が発令してしまう、辞退できないところが転職との決定的な違いです。

社内公募の流れでは、この点について注意したいところですね!

社内公募は、自分の人生を主体的に切り開く有効な手段です。

今後もメリットデメリットや合格に向けて実際にやった取り組みについて、解説していきます。

今まで読んでくださり、ありがとうございました!

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