社内公募ってなかなか、情報も少なく、どうすれば良いかわからないことってありませんか?
実際に私は、社内公募を使って異動を経験しており、その記録を公開しています。
今回は社内公募の準備として非常に有効な質疑応答集の項目分類方法について解説していきます。
質疑応答集は、エクセルで作成するとともに、分類をして整理しておくことで全体として俯瞰したキャリアの棚卸ができます。質疑応答集の作成のメリット並びに作成方法についてはこちらをご覧ください!
質疑応答集のメリットについてはこちら!
質疑応答集の作成方法についてはこちら!
まずは大項目、さらに中項目で細分化し項目を振り分けてみよう
キャリアの棚卸を目的とした質疑応答集と言っても非常に漠然とした部分があります。
そこでその指針となる大項目を設定し、さらにその項目を細分化した中項目を作成、その先に実際の面接官の質問を考えて質疑応答集を作成していくと非常にわかりやすいと思います。
こうすることで全体の質疑応答集の構造を俯瞰し整理することができます。
社内公募において自分の細分化した項目について1例として以下に示します。
大きく分けて最初の分類は4つ。
キャリア、技術、人間性、公募の応募の4つに振り分けました。
この4つからさらに細分化した上で、その項目に合致する質問を作成して問答集を作成していきます。
例えば技術の分野だと、その中で学生時代の経験という項目において、「学生時代の研究は?」と言った具合に質問を重ねていきます。
こういった質問をどんどんエクセルに追加していき整理していくことで非常に使いやすい問答集を作成することができます。
具体的な作成方法
では具体的な作成方法を見ていきましょう。
エクセルに対して、項目を付けます。
そして大項目、中項目と構成し、質問と回答を作成していきます。さらに自分の貢献や得られた経験も整理しておくと、その後の深掘り等の質問にも対応できるためおすすめです。
No | 大項目 | 中項目 | 質問 | 回答 | 自分の貢献 | 得られた経験 |
1 | 技術 | 学生時代の経験 | 学生時代の研究は? | OO技術について研究をしていました。具体的には・・・ | OO計測技術の開発 ・・・ | OO技術の基本的素養 |
そして、どんどんと質疑を増やしていく中で、分類からバランスを考えながら、問答集を充実させていきます。
社内公募の募集が出る前であれば、学生時代の経験やこれまでの業務内容について質問を充実させていきます。
そして、社内公募の募集が出て応募後、面接対策等に使う場合は募集要項等から考えられる質問を考えてこの質疑応答集を増やしていきます。
100問を超えてくると自分のキャリアが体系的に整理されてくると思います。
質疑応答集ができたらあとは練習あるのみ
このようにして質疑応答集ができたらあとはひたすら練習あるのみです。
クラウドに上げていつでも閲覧できるようにして、通勤の電車で読み込む。
家族に擬似面接で質問を読み上げてもらい実際に回答を言ってみる。
このように、しっかりと頭に入ってくると気持ちが落ち着いてきます。
社内公募を受ける時って、余裕がある場面ならいいですが、色々と大変な状況下でなんとか今の職場を出たいという場合もありますよね。この時、不安になることも多い中で気持ちを落ち着けられることは大切なことです。
さらに面接本番時も緊張を和らげることができますし、落ち着いて考えていることを伝えられるようになります。
まとめ:質疑応答集の項目を分類し整理しておこう!
今回は、社内公募の準備として質疑応答集の分類について解説しました。
分類することで、整理されて今後の活用もスムーズ、何より気持ちが整理されて落ち着いて物事に取り組むメンタルの構築に役に立つと思います。
社内公募を受験する際、余裕を持った状況ならいいですが、切迫した状況もあると思います。
そこで、まずは行動をしてみてメンタルを安定させる。これだけでも落ち着いて判断ができる可能性は上がってくると思います。
しんどいこともたくさんあると思いますが、前向きな行動でメンタルも自分の状況も変えていく行動を取っていくのがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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