[社内公募と資産]お金から得られる選択肢と幸福について

お金とはどういった機能があるでしょうか?

多くのサービス、物品、家、車などの物品、証券などの金融資産まで多くの物事を購入することができます。

では、社内公募における選択肢とお金から生まれる選択肢。

この選択肢から生まれる幸福について考えていきましょう。

この記事を書いた人

プロフィール>

・30代メーカー技術系会社員

・高専本科、編入を経て東京の国立理系単科大学院を卒業

・新卒入社した会社で社内公募にて部署異動、職種を変更

・既婚(共働き)

・趣味はガーデニング

・米国株投資をメインに2020年から資産運用を継続

目次

お金と幸福の関係

お金と幸福の関係を考えてみましょう。

お金とは何かのニーズを応える対価として支払うものですね。

ということは、幸福に直結することとも言えます。

しかし、よく言われるように国民当たりのGDPが上がれば幸福かというとそうでもない。

すなわち、周りの人がお金を持っていても幸福度が上がるというわけではない。相対的な尺度で測られるということですね。

地位財と幸福について

お金を地位財と言われる高級マンション、高級車などの購入にあてるということを考えてみましょう。

果たしてこのたくさんの地位財の購入は幸福につながるでしょうか?

例えば地位財の代表的なものはタワーマンションですね。

しかしタワーマンションを購入した場合、何階に住んでいるかという序列があります。

一般的に眺めが良好な高層階ほど高額、ひいては最上階は最も高い傾向にあります。

そうすると、エレベーターに乗った時点で自分が低層階であれば劣等感を感じることもありそうですよね。

また、きっとそういった高級マンションの住人は高級車を乗っているかもしれません。

そうすると自分も高級車に乗ろうと思うでしょう。

このような競争にさらされると、お金の支払いに対して得られる幸福はあまり多くが得られるわけではありません。

これに対して、お金によって得られる選択肢に注目してみましょう。

お金は選択肢を与えてくれる

究極的な話をすればお金は退職する自由を与えてくれます。

一般的にはFIREなどの早期リタイアとも言われ、若いうちから資産を貯めて資産からの収益から生活することとなります。

この状況では、働かない自由を手に入れることができます。

ここまでの極地に至らなくても、給料だけで仕事を決めなくてもいいという自由は得られるかもしれません。

社内公募とお金による選択肢について考えてみましょう。

社内公募に応募するなら地位財ではなく選択肢に目を向けてみよう

社内公募は金銭的に大きく給料の上昇は難しいかもしれません。

しかし、高級マンション、高級車などの競争に参加せず、なるべく支出を抑えた生活をした場合、より自分の興味関心にフォーカスした仕事を選択できると思います。

仮にインデックス投資で2000万円の資産を30代で築けたとしましょう。

その場合、一般的に4%の利益が見込めますので80万円程度の資産からの収入が毎年期待できます。

そうすると、この資産からの収入によって社内公募で自分のより望む仕事につける自由が得られるということですね。

万が一80万円程度年収が下がったとしても、資産から補填できる。

数年分の資産は持っているなどの安心感から、好きな仕事を選ぶ基盤となります。

仕事を辞める、辞めないの自由といった極論ではないですが、好きな仕事につけるという選択肢も非常に魅力的ですよね。

例えば子育て中にフルリモートOKの仕事に異動する、配偶者の転勤についていくなど。

また、メンタルを病みそうな職場環境から逃げる時に躊躇なくできるということもあるかもしれません。

このような選択の自由を得る手段としてのお金について考えてみると、お金から得られる幸福とは何かに行き着くのかなと思います。

このお金を、他人との目を気にして地位財である家や車、バッグやアクセサリー、時計などに注ぐのはあまり幸福につながらないのではと思います。

特に家について、確かに周りから称賛されますし、自慢できますがそれで住宅ローンを組んでしまうと、社内公募での仕事の選択の自由の獲得は非常に難しくなってしまうでしょう。

確かに、綺麗な広い家に住めるという情緒的な価値はありますし、それはすごく魅力的ですけどね。

社内公募を検討するにあたり自分で自分の人生の重要な意思決定ができるという幸福を考えてみることは大切だと思います。周囲からの尊敬、称賛のためのお金の消費についても今一度考えてみましょう。

価値観が大きく関係しますし、正解があるわけではありません。

しかし、社内公募を検討するにあたり、お金から得られる選択肢を使う頃で得られる幸福があると思います。

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