[キャリアの緊急脱出装置]社内公募で辛い仕事から逃げた話

社内公募って本当にいろいろなメリットがありますが、実は私はちょっと後ろ向きな社内公募で異動した経験があります。

今回その話をしたいと思います。

色々な職場があると思いますが、現在の職場でちょっとしんどいなと思っている方は是非ご覧ください!

この記事を書いた人

プロフィール>

・30代メーカー技術系会社員

・高専本科、編入を経て東京の国立理系単科大学院を卒業

・新卒入社した会社で社内公募にて部署異動、職種を変更

・既婚(共働き)

・趣味はガーデニング

目次

前の職場の辛かった話

これは、非常に多くの仕事を押し付けられることでしたね。

当時は、工場での製造の仕事をしていました。

このメーカーの製造の仕事って辛いんですよ。(どんな仕事でも辛いとは思いますが)

現場の方を束ねなくてはいけなし、クレーム等の対応もある。さらにはちょっと研究的な部分や生産技術と幅広く技術的な検討をする必要がある部署でした。

そういった中で、自分は多くの仕事を抱え込んでしまいました。

なぜなら、転勤が嫌だったからです。たくさん仕事を抱え込めば飛ばされることはないだろうと考えていました。

あとは仕事を任せてもらえるというところも嬉しかった。

そういった中で多くの仕事を抱え込む形となり、最終的に限界になってしまいました。

最初の変化は曜日による気持ちの揺れ動き

これは金曜日の嬉しさと、日曜日の絶望でしたね。

金曜日の夜、帰宅する時の嬉しさといったらありませんでした。

しかしその分、日曜日の夜の憂鬱さといったら凄まじいものでした、なんなら土曜日の朝から明日で最終日かという絶望。

本当の意味で休まるのってもしかしたら金曜日だけなのかもしれない。

そんなことを考える日々。

そして月曜日の出社時には、ミサイルかなんかで職場が吹き飛んだら・・・地震かなんかで・・・なんなら、電車が遅延して行けない日などはすごくワクワクする始末。

もう、嫌で嫌でたまらないかったです。

その後、カウンセリングを受ける

結局私はその仕事が辛くて、カウンセリングを受けることとしました。

心療内科等ではなくその一歩手前の状態のイメージだったので専門のカウンセラーに相談しました。

費用等は会社の福利厚生制度から実施したので特にはなく、気軽な気持ちで受けました。

その際に感じたことは、ちょっと限界近いなということ。

それを人に話すことである程度整理されていく感覚がありました。

社内公募を受けてみることに

そんなこんなで辛い日々なので、社内公募を受けてみようと考えました。

その際に自分は下記の3点を特に意識していた気がします。

特に2番が強く、後ろ向きな社内公募受験でしたね。

  1. 企業研究者をやってみたいという前向きな気持ち(好奇心)
  2. トラブル等がなく、毎日の仕事を自分で決められる仕事がいい(手一杯になりたくない)
  3. より都会に近い場所で働きたい(住みたい場所がある)

実際に異動してみると自分に力量が足らないと感じることもあったり、結構大変でした。

ある意味、後ろ向きな社内公募の弊害なのかもしれません。

しかし、仕事が手一杯でメンタルボロボロみたいなことはなかったです。

使ってみて、トータルよかったなと考えております。

最後に

人それぞれ価値観はあると思いますが、あまりにも今の仕事が辛いなら、逃げてしまうのもありだと思います。

その一つの緊急脱出装置としての社内公募も手段としてあります。

特に会社員ならばとても給料が高いとは言えず安定している分、雇われの身。それでメンタルを壊すのはあまりにもコスパが悪い。

でも、後ろ向きの動機であろうがなかろうが、しっかりと異動先でパフォーマンスを発揮する必要があることはしっかり認識しておきたいところです。

異動できるのがゴールのではなく、そこからがまた再スタートになりますからね!

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