[社内公募後悔への対策]窓際FIREについて

最近話題になっている、FIRE。

「Financial Independence, Retire Early」の略語として、経済的自立と早期リタイアを目指すライフスタイルを指す言葉として使われることが増えています。

その中での派生系として窓際FIREという考え方について解説させていただき、そこから社内公募における相性について考えてみたいと思います。

この記事を書いた人

プロフィール>

・30代メーカー技術系会社員

・高専本科、編入を経て東京の国立理系単科大学院を卒業

・新卒入社した会社で社内公募にて部署異動、職種を変更

・既婚(共働き)

・子育てに奮闘中

目次

窓際FIREとは何か?

窓際とは、会社でいう窓際、すなわち中核ではない、本流ではない部署という意味です。

そこに、FIREという、経済的自立という意味をかけております。

会社に入社した際、多くの方は出世について考えます。

会社には係長→課長代理→課長→部長みたいな感じでピラミット構造が形成されています。

人間の本能として、または給与をたくさんもらうため、多くの会社員が上へ上へと目指していきます。

この競走のレースに乗らず、自分の居心地のいい場所と資産を確保していく。

すなわち、年収を上げることではなく、資産を積み上げていくことに注力します。

この考え方のいいところは、オーナーシップを取れるというところ。

出世をするためには周りの評価がないと基本的にはできません。

しかし、資産を築くことは自分の努力の影響範囲が非常に大きい。

副業をする、投資をする、節約をするなど色々と施策を講じることで資産を積み上げ、そこから得られる収入と仕事の収入で生活をしていきます。

これにより仕事の出世ではなく、自分がどう生きたいかでキャリアを選択する自由が生まれます。

そして、たとえ窓際と言われる部署でも自分の人生観に合っている部署であればそこで仕事を淡々とこなしていく。

これが窓際FIREという生き方です。

窓際FIREと社内公募について

窓際FIREが社内公募のデメリット対してどういった効果があるか考えてみましょう。

公募によって昇進が遅れて後悔

社内公募のデメリットは、公募による異動で次の部署での下積みが必要となり、結果として昇進が遅くなるということ。

このデメリットの最大の影響は給料の伸びが悪くなるということでしょう。

しかし、窓際FIREの状態、例えば資産が数千万円あり数百万単位での資産からの収入がある場合、多少の出世の遅れは十分にカバーできるでしょう。

例えば2千万円の資産があり、SP500等のインデックス投資をしていたと仮定すると、7%の利回りが概ね期待できます。

そうすると140万円程度の資産からの収入。月10万円以上の収入が見込めます。

もし、昇進が遅れたとしても、この収入が別であると思うとこちらで十分カバーできると思います。

周りと比較して収入が下がったら公募を出したことを強く後悔すると思いますが、このように資産からの収入があればそういった後悔は感じなくてもいいかも知れません。

仕事ってお金のためという側面は非常に大きい。

窓際FIREという考え方である程度まとまった資産を蓄えておけばこのお金の重要性は下がっていきます。

その結果として、自分の望むキャリアが得られるのであればすごく幸せな状態ではないでしょうか。

社内公募を応募する背景は色々あると思いますが、決してポシティブな状態ではないことも多いでしょう。

例えば、上司からのパワハラがひどく、メンタル不調の前兆が出ている。

育児との両立から出張、出社の頻度が多すぎるため、テレワークを取得したい。

などなど。

その中で、お金だけに固執して身動きが取れ合いのもあまり良い状態とは言えません。

これは個人的な私見ですが、会社の業務は最悪自分じゃなくても回っていきます。

しかし、親である立場や、自分の体は替えが聞きません。

そのため、仕事よりも健康、家族を優先することは大切なことなのかなと思います。

その際にお金に縛られることのないよう、しっかりとした地盤、資産を築くことが大切なのかなと思います。

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